仮面ライダーディケイド考拶小説第14話 「ヌヌネノヌヌネノ」
~これまでのあらすじ~
全てのライダーを破壊し、自らのライダーカードとして封印したディケイド。
しかし彼は力を使い果たし変身を維持できなくなってしまう。
しかし膝をついた彼の前に、新たな影が立ちはだかる…
「おめでとうディケイド!」
指一本動かすのもままならない彼に、不愉快な賞賛が降り注いだ。
それは旅の間ずっと付きまとっていた不協和音――
ザッ
「じゃねえ!?誰だお前!」
「俺か?」
バッ!
スタッ
「ゴーカイレッド」
「いよいよもって誰だよお前!」
「最初に言っておくがこの話の黒幕は、俺がもう倒した」
「なんだと!?それじゃあこれまでの旅は…それに行方知れずの海東や夏みかんの安否はどうなる!」
「な…なにぃいいい、じゃあ夏みかんのじいさんが一体何だったんだっていう謎への考察は!」
「ただの賑やかしだ」
「なん…だと…」
「そんなことより俺はお前を倒しに来た」
「ここの管理人は戦隊系のSHFは俺以降全く未購入、だからまったくレンジャーキーが増えねえ!」
「宇宙最大のお宝のため、お前を倒してSHFの勢力を塗り替える」
「いいだろう…」
「ライダー中最凶の戦闘力を持つ俺だが、実はもう限界でほっといても負けるぞおお!」
ディケイドの破壊が世界に平和をもたらすことを信じて…!
次回
ディケイドを倒したゴーカイレッド!
だがしかしまだ仮面ライダーは生き残っていた!
「ここからは残党狩りだ!」
次回、ゴーカイレッドが往く、第1話
春の怪奇シリーズ!
助けて、体が半分に割れちゃうよ!
ご期待ください