2周年特別企画 その1
凄まじき究極の闇
「大丈夫!」
「…ノリノリのところ悪いんだが」
「お前…五代じゃなくて小野寺だろ」
「…細かいこと言うなよ」
トーンダウンしたところで(笑)前面。
元々マッシブなアルティメットがさらにゴツく。実はアルティメットより先にリリースされていたりします。
側面。手甲には紋章が。
背面。
なんていうかスパロボのオリジナルラスボス機体のような風格。
オプションパーツは結構多いハンドパーツと魂ステージ(クリアレッド)が付属。
珍しく魂ステージには台詞やマークの類は無く、完全にオマケの印象。
一方ハンドパーツは表情の違う開き手が二つもあり、普通に開いた手が無いというこちらも珍しい仕様。
活躍と言えばダークアイの時にディケイドぼこぼこにしたのと全員でシャドームーンにキックした時くらい?
ただ動かすと非常に栄えます。
まっくのうち!
まっくのうち!
何か聖闘士星矢っぽいポーズ(笑)
最強のコンビ(Wに全部持ってかれたけど)
この時期のSHFは改善中、というかどこか改善されるとどこか抜けているという時期で、ハンドパーツが豊富で必要条件は満たしているのですが、頭一つデカイという…素立ちだとウルトラアクト程に。Wのリリースくらいから急激にレベルが上がってきますがそれはまた別の話。
ここからが本題。完全に主観ですので。
所謂「平成ライダー」のくくりでは第一作となります。厳密にはRXなのですがそれは置いといて。
リアルタイムで第一話を観ており、「三話くらいで力入れてまとめるタイプ」の番組かと思ったのを今でも憶えています。そのくらい第一話が濃く、映像も素晴らしく、衝撃的でした。事実有名な話として初っ端で制作費を使い切ったと言う話があります。
クウガは個人的に一番「ドラマ」として側面の強い番組だと思います。昭和、平成問わずライダーに出てくる警察=役に立たないor被害者なのですが、警察が特に強化スーツを着るでもなく生身のままクウガ=五代祐介と共闘し、時には守ることすらあるというのはクウガくらいです。
また強化フォームもかなり独特な描かれ方をしており、ジャンプ力が強化されるも武器がないとほぼ戦闘力を失うドラゴンフォーム、超感覚で敵を捕らえ百発百中、一撃必殺を誇るも疲労により一瞬しかチェンジできないペガサスフォーム、頑強かつ怪力で何者をも切り裂くが鈍重なタイタンフォームといったようにかなり先鋭化されています。そのためWばりに頻繁なフォームチェンジが行われていました。
そして平成ライダーと言えば、謎。クウガでは敵組織のグロンギ族の存在、変身ベルトのアークル、古代文字など敵味方共に謎を抱えており、それを解読する事が戦うことにつながるという非常に分かりやすくかつドラマの奥深さに一役買っていたと思います。
第一作ながら平成ライダーのいいとこ取りのような作品、かつ主人公の五代祐介が非常に人間味があり、しかもヒーローにふさわしいキャラだったためやはりこの作品を超える平成ライダーと言うのも中々難しかったのではないでしょうか…
個人的には平成ライダーを見たことの無い人にお勧めしたいシリーズのひとつです。
人気を得て、さらに続く事になった平成ライダーシリーズ。この次回作では、「謎」がさらに強化される事に。
というわけで
次回「覚醒」
あんまり完全主観で語ること無いから結構疲れる&恥ずかしい…