たわごと グリッドマンを語ってみる
当方のグリッドマンのレビューをご覧になられて「あれ?写真がいつもより少ないな?」と思った人…いないか(笑)
実は相当数写真があるのですが、この記事のほうに回すためにアップしておりませんでした。
最近ちょくちょく合成していてレビューの記事に混ぜていいのかどうか迷う事がありまして。
「私はハイパーワールドから魔王カーンデジファーを追って来たハイパーエージェント。
この世界では実体をもてないため、このデータの姿を借りさせてもらった」
当時(十九年近く前…になるんですねえ)はパソコンもまだ一般家庭に普及していない時代です。
我が家はグリッドマン放映終了三年後に初のパソコンを購入しましたが、それでもまだ早かった時代。そんなころにインターネットやコンピューターウイルス、ハッカー、デジタルが現実に及ぼす利便、恐怖というものを描いた作品。
円谷らしい時代を先取りした、素晴らしい作品だったと思います。実際その頃まだ9歳くらいだった自分はかなり真剣に観ておりました…打ち切りだったとか最近知りました。
「カーンデジファーからこの世界を守るには、君たちの協力が必要だ」
異世界から現れた魔王カーンデジファーに願望を増幅、操られる少年、武史が送り込むコンピューターウイルス=怪獣。
一方その脅威から世界を守るため手作りパソコン、『ジャンク』に宿ったグリッドマンと一体化して戦う直人、そのサポートをする一平、ゆか。
非常に独特な世界観で当時は伝わりにくかったかもしれないのですが、今はもうそうではないですね。
最初の戦闘では敵怪獣に対してグリッドマンは普通の人間サイズ。
しかし…
「グリッドマン!受け取って!」
ゆかから送られた巨大化プログラムを受け取り、巨大化!
彼らが組んだプログラムを使うこの流れは後に一平が作り出す
アシストウェポンを実体化させる流れにつながっていきます。
腕のブレスレットないしガントレット状の装備からエネルギー系の技を放つのは
ウルトラマンネクサスなどに引き継がれていますね。
「せやっ!」
しかしカーンデジファーと組んでいる武史の家には凄い最新鋭のパソコンがある(しかも三台くらい?)
のにたいしてジャンクパーツを中心に組まれたジャンクの性能は低く、巨大化したグリッドマンのデータを
処理するのは無理が。その過負荷によりメモリ不足、熱暴走するといういわゆる「カラータイマー」が。
「グリッドビーム!」
上から下に光線を当てる独特な光線技。
敵怪獣を撃破後は破壊されたり改ざんされたプログラムを修復する光線でケアをしてから去るというのも珍しかったですね。ちなみにウルトラマンメビウスではグリッドマンと同じようにPCに進入、プログラムのゼットンを倒してからプログラムを中から治すというオマージュがありました。
こういった時代の先取りとかデザイン、全部ひっくるめて大好きなヒーローでした。
でもDVD出てないんですよね…(プレミア価格になってしまっています;)
レンタルも無いのでまた生産してくれるといいなあ…