MAGIC The Gathering LEGACY COLLECTION GARRUK WILDSPEAKER レビュー
「それじゃ、長くかかりすぎだ」
というわけで今回はアメリカのファンコ社から発売された、MAGIC The Gatheringの登場キャラクターを立体化するシリーズ「LEGACY COLLECTION」より、「GARRUK WILDSPEAKER」(野生語りのガラク)のレビューです!
…とその前に、レビュー前から補足するのも珍しいのですが、今回商品名としては「野生語りのガラク」なのですが、その服やカラーリング、同時にラインナップされた面々であるM15登場プレインズウォーカーたちから察するに、実際は「頂点捕食者、ガラク」を立体化したものと考えられます。
パッケージにもそっちの絵が載せてありますし。
まあゲームの都合上名前変えなきゃという側面もあるため、フィギュアは本来の名前である「野生語りのガラク」としたと考えられます。
以下はそれを前提にお願いいたしますね~
…MTG知らん人にはどうでもいい情報ですがwwwww
少し前置きが長いですが、前面。
事前画像では彼だけやたらと出来がよく、実際造形もなかなかのもの。
頭部。
服まで色を失った彼ですが、このメットだけはいつも変わらず彼を守っております。
口元なんかも結構細かく作ってあります。
メットの中から覗く目もちゃんと。
そして頬には呪いの影響による毒々しい血管が浮き出ていますね。
胸部。
腰回り。
足。
右腕。
手甲は軟質素材で手首の可動はかなり自由。
右側面。
単純明快な彼のキャラクターとは逆に、衣類に関しては結構こざこざしたデザインですね。
これで殴られたくはない。
足。
鉄板か何かを布で巻きつけた感じ?
背面。
彼が狩った獣の皮(牙付き)を羽織っています。
左側。
こちらの方が比較的装備は少なめ。
肩・股・肘・膝・足首・手首が可動。しかもそこそこ動きます。
ただし膝はこれが限度。
個体差なのか当方のものは最初「まったく」関節が動かなかったためドライヤーを使いながら慎重に関節可動域改善治療を施すことで無事動くようになりました。
…仕事かw
一番動きそうな頭が動かなくてちょっと泣きたい。
ガラクの斧が付属。
これ(2015発売時のあのポップの奴)、多分まだ置いてる店ありますよね;
魔法的な…というより多分純粋に斧ですねこれ。
木の質感が出てますね。
大きさはこんな感じでカード画像とほぼ同寸。
残念ながら腰が回らないので完全な再現は困難ですが、ある程度は「頂点捕食者、ガラク」のポーズをとれます。
+1?やめろ俺のウギンを狙うんじゃない!
首が回らないのでアクション時は角度を気にします;
ただ左手の表情は絶妙で、どんなポーズでも絵になります。
他のプレインズウォーカーが魔術を駆使して戦うのに対して、彼はほとんど肉弾戦。たまに使っても召喚呪文(そしてやってくるのも脳筋)おそらく「巨大化」のような筋力増強系の補助は受けてるのでしょうが…ワーム素手でねじ伏せるんだよなこの人。
仮面ライダーで言えば変身せずに怪人引き千切るみたいなレベル。
「貴様…何者だ」
「そ、それはこっちの台詞だ!」
今回も次元渡りつながりでディケイド。
もしバトったら流石に苦戦しそう。
呪いに侵されている彼が呼ぶクリーチャーもまた呪いの影響で腐敗してしまう…
くせにどうして+1で3/3接死なんですかね。リリアナさんヌルいんじゃないですかね。
「最後の助言だ、ベレレン。最高の狩人だけが独りで狩りをする。
お前か?お前には友が要るな」
というわけでガラクでした!
アメトイ=大雑把というイメージがありましたが、価格もそこそこでこれだけ出来がいいことにビックリ。流石に可動面はフィギュアーツとかと比べるとアレですが、最低限は動く(肩は思っていた以上に動き、関節の露出も抑える工夫もありと好印象。
あとは首、そしてせめて腰ロールだけでもあれば更に良かったのですが、何より貴重なMTGの立体物ですのでありがたい存在。
ただ来るまでに凄い延期されたんですよね;そこが大問題か…アメトイ…
いつもの。
<対象のPW一体を破壊>
「ぶもぉぉぉぉおおおぉぉぉおお」(初号機風)
「怖ッ!ちょっとそれは止めて!」
「そうよ、むやみやたらとPWを殺すのは止めなさい!」
「いくら前評判からかなり落ちたとか私に基本セット枠取られたからって、八つ当たりはだめよ!」
「ひでぶ!」
むしろ本当に立場が危ういのは墓地肥しのためにかろうじて入れる人がいるパクトジェイスか…
あれ素で3枚当たったんすよ…(遠い目)