2周年特別企画 その8
「「「「いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!」」」」
「「「「いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん?」」」」
「おいちゃんとやれ熊公!膝ついてんぞ!」
「リュウタもほら、それ自分の踊りだよ」
「わーいわーい」
「「「「スゲーじゃーん…て」」」」
「苦しゅうないぞ皆のもの、私のために存分に踊るが良い」
「ふざけんな鳥野郎!」
「映らなかったよ~ばかばか~」
「困った奴やなあ」
「ようやく出てこれたと思ったら」
「気を取り直して、俺たち、参上!」
久々の全員集合(もしかしたらこのブログ初?)で、特別企画8番目、仮面ライダー電王です!
実はデネブ持っておりません。ゼロノス出たら多分再販or新規造形されそうなので購入していませんでした。
SHFとして彼らのレビューはしておりませんが、ジーク以外は全員出ずっぱりなので、まあいいやねと(オイ)
電王は平成でも1,2を争うほど好きなシリーズでして、地獄兄弟と彼らイマジンズがいなければそこを弟につけこまれて(笑)SHFというシリーズを集める機会もなく、このブログも無かったと思います。
未来から訪れ、現代を変えることで未来を自分達の都合のいいように造り替えようとする未来人の成れの果て「イマジン」。
それを防ぐべく時の電車「デンライナー」は特異点である野上良太郎を乗せて、どたばたのうちに加わった四人のイマジンやもう一台の時の電車「ゼロライナー」とそのライダー「ゼロノス」と共に時間を股にかけての戦いを繰り広げる。
というのが大まかな流れです。
やはりこの話の特徴は「イマジン」。
未来から現れた時点では実体を持たない状態で、その時代の人間に取り付くことで砂ながら体を得、その望みを聞き「契約者」を持つ事でようやく実体を持つ事が出来ます。そして望みを叶えると、その望みが生まれる原因となった時間へとさらに戻る事が出来ます。
これを行う事で二段階に分けて過去に飛ぶのが特徴。野上良太郎=電王としては現代にてイマジンを発見し倒すことが最善なのですが、実際は一度で仕留めるのが困難(契約者の中に戻ると回復する)なため、大抵は過去に飛ばれてしまいます。
それをデンライナーで追って倒すのが主なパターン。
ただ野上良太郎がお人よしなため、大抵その契約者が本当に望んでいたような結果になるように過去に介入しちゃうことがしばしば。
この点はセルフ突っ込みがされており、映画のエピソードイエローにて時代改変のことを咎められていました。
他のベルト(ゼロノス・New電王)がイマジンにとりつかれなくともそれなりの戦闘力を誇るのですが、電王だけは「プラットフォーム」という龍騎のブランク態に匹敵する弱さのフォームとなってしまい、彼らイマジンの力を借りてソード・ロッド・アックス・ガンフォームと言ったようやく戦闘できる状態になります。
このイマジン、敵味方問わずユーモラスで、戦闘中にも様々な会話があるのが特徴。
実体を持たないというのもあってか、今ひとつ深刻さが無かったりもします。
が、それも序盤まで。
中盤、仮面ライダーゼロノスこと、良太郎の姉の恋人・桜井侑斗とその相方デネブが現れる事で段々と姉の秘密や特異点まわりの詳細が明らかとなります。
さらにモモタロスたちイマジンに待っている結末なども露になり、激しさを増す戦いと共に一気にシリアスに。
そんな電王の見所はやはり登場人物たちの楽しげな感じでしょうか。
もはやコントに近いイマジンズのやりとりやそれをまとめる(というか殴って黙らせる)ハナ、火に油を注ぐナオミ、度々不幸に見舞われる不幸体質の良太郎、ツンツンしてるけど案外抜けてる侑斗やデネブの会話、奇行が目立つけどやるときはやるオーナー。
ちなみにナオミはアギトで真魚役をされていた方です。
平成でもっともご都合主義がまかりとおる話(笑)ですが、設定準拠大好きな自分も「この話に関してはそれでいいかな」と思います。
まあそれもあって好き嫌いはっきりしそうです。
劇場版に関しては味のある敵役が出てくると言うのが超電王シリーズも含めてのお約束になってます。
牙王予約し損ねたのが未だに悔やまれます。
次回
「継承・絆と力」
2008年 1月 27日