不肖不精な置小屋 seasom2

仮面ライダーのS.H.Fの写真を中心に、まったりやってます

2周年特別企画 その9

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「ハウス!家に帰りやがれ!」
 
 今回でこの企画も9回目。残すところ3回となっておりますが行きますよ!
 というわけで今回は「仮面ライダーキバ」のS.H.フィギュアーツから青空の会が製作した対ファンガイア兵器、仮面ライダーイクサをご紹介。
 
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 結構前に出たながらデザインの再現度や可動域など、今の出来の良いものと比べても遜色の無い出来。
 
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 青空の会の白い悪魔(違う)
 左右のフエッスルはボックスごと着脱できる仕様。残念ながらひとつひとつ手に取ったりは出来ませんがしっかりと造形・塗装されています。
 
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 名護語録のついたスタンドが付属。
 幾つか種類がありますが、ウチのイクサはこれが付属しました。一番名護を象徴する台詞です。
 欲を言うと音也Verとかあると良かったかも。
 
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 徒手空拳が基本のフォーム。
 名護がこの姿で戦うことは無く、音也イクサと言って差し支えありません。
 
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 イクサナックルはバックル部分を取り外したものに差し替えます。
 かなり巨大化しますが、これはこれでハッタリが聞いてます。
 
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 直接ぶん殴ってエネルギーを叩き込みますが、後半はエネルギー弾を発射できるよう改良されていましたね。
 
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「その命、神に返しなさい!」
 というわけで頭部を丸々差し替えてバーストモード。
 こちらは名護専用です。
 
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 良くできてるんですが若干オープンした十字部分の角度が違うためか少しだけ違和感。
 離れるとあんまり感じないのですが。
 
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 イクサカリバーは銃撃モードと銃剣モード両方が付属。
 やろうと思えばダブルカリバーなんてことも出来ます。
 
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強いものが 必ず 正しいと信じてる
 
 というわけで当時品として屈指の出来を誇り、また好きな人も多いと思うイクサ。
 この頃からやれば出来る子なんですが…魂ブランド。では本題へ。
 
 
 異世界から現れた怪物、ファンガイア。
 彼らは時に人間に紛れ、時に人間のライフエナジー(生命)を吸い、一度は退けられながらも22年もの間潜伏し、虎視眈々とこの世界を狙っていた。
 これはそんな異界の軍勢と立ち向かう、ある親子二世代の物語…
 
 この話の見所と言えば、やはりハイクオリティなライダー・怪人でしょう。
 主役ライダーである仮面ライダーキバ、2号ライダーにあたるイクサ、そしてステンドグラスの柄や様々なモチーフを基に描かれたファンガイア。それらのデザインはまさに秀逸。
 もちろんどのライダーもそれぞれの良さがありますが、デザインとしては全ライダー中1,2位を誇ると言っても過言ではありません。
 
 そしてここまで来るともうCGが凄い勢いになり、ダークネスムーンブレイクを始めとした必殺技の数々の演出は流石の一言。特に後半のファンガイアにキャッスルドランが乗っ取られた際の屋上バトルはド派手で未だに印象に残っています。
 
 役者のレベルも高く、また歴代キャストも多く脇をがっちりと固めた体制。
 さらには人気の高かった仮面ライダーカブトのゼクターと仮面ライダー電王のイマジンズの要素を合わせた変身ベルト、キバットバット3世。
 
 こんな魅力的な要素が満載で面白くないわけが無い。
 
 
 
 のですが…
 
 
 
 蓋を開けてみると、それはまあ語りにくい内容でした。
 まさに身も蓋も無い言い方ですが、あまりに話が面白くなかったのです。
 それでもいつかは、と思い一年間いつもどおりリアルタイム視聴してた自分…
 
 その年のライダーの構成要素を誰がどのくらい決めているのか分かりませんが、一番の原因は二部構成ではないかと。
 小説の守るべき項目として、「一人称であれば視点は一人のキャラからに絞るべき」というものがありますが、映像作品にも関わらずこれを強く感じた感があります。
 話作りが難しいのは明白で、ほとんどが「父が取り逃がしたファンガイアが息子の前に現れる」流れで後半なんかもうキャッスルドランがデンライナー状態ですし。
 
 さらにどこかで見た事のある流れが横行し、再び昼ドライダー化。
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 結局色々無理のある設定のこじつけとかも無しで、ご都合主義がまかり通り。(渡君のこの世アレルギーが最たる例でしょうか)
 
 最終回の置いていかれた感は凄かったなあ…(遠い目)
 
 だからあの人をホイホイ起用するのは止めてくれと…(個人攻撃は嫌いなのですが…この場合はもうフォローの仕様が…)
 
 それでも何とか持ちこたえたのは、前述の魅力的な要素と、音也、名護の二人がなんとか話を牽引してくれたからでしょうか。
 これで名護が草加みたいになってたら、もう終わってたかもしれませんね。
 
 
 
次回「平成ライダー?十年早ええよ!」
運命の鎖を解き放て!