2周年特別企画 その12
目の前で 消し去られそうな光が あるのなら この手で守りたい
これで終わりだ!というわけで、最後に語らせてもらうライダーは当然オーズ!
上の写真は使い回しですスミマセン;
でもちゃんと理由があるんですよ…?
流石に去年(というかつい半年前)までのライダーなので、細かい説明は省きます。
上の写真は、実はお気に入りの一枚です。
というのも、(フォームは本来タカトラーターですが)オーズを「好きになった」シーンの再現なのです。
最初の頃、あまり「仮面ライダーオーズ」と言う作品を好きになれませんでした。
アンク・ウヴァ(笑)を始めとしたグリードや社長、比奈、後藤さんといったキャラに魅力を感じる一方で、中々映司が戦う理由、というものが見えてこなかったからです。
まあ「守りたい」っていうのは最初から言ってはいましたが、それがこう伝わってこなかったんですよね。
でもセルメダルに包まれてネコヤミーになった男を助けるために、チーターキックで穴を作りそこへ必死に手を伸ばすシーンで、「ああ、こういうことなんだ、彼は自らを顧みずに人を助けようとするんだな」と変に納得。
そこから好きになったシリーズです。
大抵第一話から好き嫌いをはっきりさせる自分としては珍しい経験でした。
後半のシビアさはこの脚本家さんのカラーだという事で覚悟していましたが、平成ライダー屈指の酷な展開でした。
その一部、映司グリード化は、前半~中盤のグリードたちの隙の多さなどの裏づけにもなりましたね。
(見る・聞く・嗅ぐ・触れるなどの感覚がかなり劣っているため、状況判断が遅れそう)
社長、後藤&伊達のバースタッグなど見所は様々ありますがやはりこの話の一番のキモはグリード達。
お互いに団結したり裏切ったり取り込んだり好いてみたり離れてみたり。
完全復活だけを目的とするなら、そんな必要も無かった彼らですが、一番大きかったのはカザリの存在でしょうか。
完全復活の先にあるものを欲したのは結局カザリとアンクだけで、コアメダルの争奪に至ったのも彼らが原因。メズールにいたっては完全復活した時点で満足して人間を襲い始めてしまいましたし。
そんな争いの影でメズールに甘え続け、最後に幻想とは言えあのような形で幕を閉じたガメルはこの話である意味一番「満足できた」グリードだったのかも知れませんね。
そしてウヴァさん(笑)
もう公式でもネタキャラ状態の彼ですが、怖い系のキャラなのにしょうもない撹乱にはまるわ落とし穴にはまるわ、仕舞いには素直に逃げとけばいいのに真木博士の前で行ったり来たりするもんだからするもんだから暴走するわ(笑)
最終回唯一の心のオアシス…
愛されすぎていろんなサイトでネタ&やられ役として重宝されてますね。SHFウヴァさん。
W同様ほとんど突っ込みどころの無いこのシリーズ。
ですが唯一いうなればやはり「アレ」でしょう。
…なんで劇場版でアンク以外のグリードの出番がほとんど無いのか!(笑)
Movie大戦MEGAMAXで出てきた!と思って喜び勇んで観に行ったら財団Xのクローン体だったし!いやまあおかげで面白かったんですが(笑)
ちなみにこの話に関しては何となく終わっていないという感じがします。
MEGAMAXの後もアンクはいないまま、というのもあるのですが、映司も最後に「こうすれば良かったんだ」と言っているけれど、まだ何か払拭しきれていない感じがしたりして、彼に関しては救われていない感じがするんですよねー。
本当になんとなくなんですが。(当時弟に言ったら猛烈に「そんなことないだろう」と否定されました;)
オーズまで語らせていただきましたので、次の記事で2周年企画ラスト記事になります。
更新は明日の予定です。